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デイサービス
2026-08-30 公開

デイサービス(通所介護)のAI活用ガイド|連絡帳・介護記録・おたより作成を効率化【2026年版】

デイサービス(通所介護)事業所が生成AIを使って、連絡帳や介護記録の下書き、ご家族へのおたより・行事案内づくり、レクリエーションの企画出しを効率化する実務ガイドです。利用者の個人情報を入力しない置き換え運用と、送迎後に積み残される記録時間を減らす回し方を整理します。

結論:デイサービスの生成AI活用は「連絡帳・介護記録の下書き」「おたより・行事案内づくり」「レクリエーションの企画出し」から始めるのが現実的です。利用者を特定できる情報を外部AIに入力しない置き換え運用を先に決め、状態の観察と判断は職員が担う線引きを守れば、送迎後に積み残される記録の時間を目に見えて減らし、利用者と向き合う時間を増やせます。

通所介護の現場は、日中は入浴・機能訓練・レクで動きどおしで、連絡帳や介護記録は利用者の帰りの送迎後にまとめて書くことになりがちです。一人ひとりに気の利いた連絡帳を書きたい気持ちはあっても、時間切れで定型文になってしまう。この記録と文書の負担は、介護職の残業と疲弊の主因のひとつです。生成AIに文章の初稿を任せれば、一般に記録時間の3〜5割程度の短縮が見込め、連絡帳の中身はむしろ充実させられます。本記事では、記録・おたより・レク企画の3つに分けて使いどころを整理します。

使い方1:連絡帳・介護記録の下書き

その日の様子の走り書きや音声メモをAIに渡して「連絡帳の文章に整えて」と頼めば、ご家族に伝わるやわらかい文面の下書きになります。「食事量と機能訓練の内容は必ず入れて」のように事業所の型を指示に固定すると品質が揃います。介護記録も同じ材料から様式に沿って整えられます。大切なのは、AIが整えた文章が事実からずれていないか、元のメモと突き合わせてから確定することです。記録づくりの基本は日報・週報作成をAIで効率化するガイドの方法が応用できます。

使い方2:おたより・行事案内づくり

毎月のおたより、行事のお知らせ、ご家族への持ち物のお願いなどは、要点を箇条書きで渡せば数分で下書きが揃います。「高齢のご家族にも読みやすい大きめの文字組みを前提に、簡潔に」と指示すると、読み手に合った文面になります。写真に添える一言コメントの案出しにも使え、おたよりづくりが月末の重荷から日々の積み上げに変わります。行事写真の掲示に添える見出し文も同じ要領で作れます。

使い方3:レクリエーションの企画出し

「座ったままできる10月のレクを、準備物が少ない順に10案」のように頼めば、企画のたたき台が一覧で返ります。マンネリ化しがちなレクの引き出しが増え、企画会議の時間も短縮できます。体操や脳トレの進行台本、カラオケ大会の案内文など、企画から実施までの文書も一気通貫で作れます。実施の可否は利用者の状態を知る職員が判断してください。

注意点:個人情報と介護判断の線引き

利用者の氏名・住所・病歴など個人を特定できる情報を、外部のAIサービスへ入力してはいけません。「80代女性、要介護2」のように置き換えて使う運用を事業所のルールとして明文化してください。考え方は生成AIのセキュリティ対策ガイドに整理しています。また、体調変化への対応や機能訓練の内容といった専門判断をAIに委ねることはできません。介護分野全体の活用像は医療・介護のAI導入ガイドもご覧ください。

よくある質問

Q. 運営指導(実地指導)で記録のAI利用は問題になりませんか?
A. 一般に問われるのは記録の内容と正確さで、下書きの道具ではありません。事実確認と最終確定を職員が行う運用を明文化し、そのとおり運用していることを説明できるようにしておけば足ります。不安があれば保険者に確認してください。

Q. パソコンが苦手な職員が多くても使えますか?
A. 使えます。スマホの音声入力で様子を吹き込み、AIに整えさせる形なら操作の習得はほぼ不要です。まず記録に時間がかかっている職員1〜2名から試し、うまくいった頼み方を事業所内で共有する進め方が定着しやすい形です。

Q. 送迎の運行計画にも使えますか?
A. 汎用の生成AIは地図と道路事情を正確に扱えないため、送迎ルートの最適化は専用システムの領分です。生成AIに任せるのは、送迎時間変更のお知らせ文や、ご家族への連絡文といった文章の部分と割り切るのが実用的です。

AITECHは、介護現場の記録負担を安全に減らしたい事業所の相談窓口です。まずは連絡帳づくりの現状からご相談ください。

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